強力粉5銘柄食べ比べ、真ん中の第三弾です!
第三弾:春よ恋100%(増田製粉)
小麦の品種としては前回と同じ「春よ恋」ですが、製粉会社が違います。
説明書きにある通り挽き方に特徴があるようですが、粉体のときは外観上目に見える特徴はありません。
蛋白含量は11.8%で前回の「春よ恋(木田製粉)」とほぼ同等です。
同じ小麦品種でも製粉会社が違えばどう違うのか、見ものです。
焼きます!
配合は公式レシピ通り。
- 強力粉 :250 g
- バター :10 g
- 砂糖 :17 g
- スキムミルク :6 g
- 塩 :5 g
- 水 :170 g (mL)
- ドライイースト:2.8 g (小1)
※室温25℃以上のときは約5℃の冷水を10g減らして使いましょう。
スイッチをピッと、焼き上がりがこちら!
膨らみがスゴい!
高さ17.8cmで木田製粉の春よ恋より3cmも高いです。
つまりは膨らみ過ぎで、ケイビングがみられます。。。
中心部が折れてしまっていますね…
標準配合では膨らみすぎてしまうのか、それとも製造時のブレなのか…
1回焼いただけでは判断ができませんね。。
官能評価
- 香り:イースト感というか発酵感というか、食パン独特の少し酸っぱい香りがよく感じられ、香ばしさもある
- 色 :キレイなきつね色
- 食感:しっとり感はあるがモッチリ感は少なめ。(膨らみすぎてしまったため)食感は軽く、耳の部分もやや柔らかい
- 味 :小麦の甘みが強い。酸味も程よく感じられるが、甘みが勝っている
同じ「春よ恋」でも、製粉会社による違いが現れました。
膨らみすぎて食感が軽かった点はもしかすると製造時のブレかもしれませんが、味に関しては前回の木田製粉製のものより甘みが強く、香りはやや抑えめな印象でした。
…
同じ「春よ恋」でも違いがある、というのはおもしろいですね。
もちろん「はるきらり」に比べれば同系統の風味ではありますが、甘みと酸味のバランスが違っていてこれが挽き方の違いで出てくるのかなぁと思っております。
ちなみに第四弾も製粉会社違いの「春よ恋」なので、また細かい違いに着目していきたいと思います!
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