起業

思い知る、一部上場企業勤めの社会的信用の高さ…!

やめて改めて思い知らされるその威光。

まだ会社員をやめてはいないものの、その時に向けていろいろ準備なり手続きを進めていくなかで、折々感じさせられるのが一部上場企業に勤めていることが如何に社会的信用を得ることに繋がっているかということ。

会社員をやめると、極端な話そのまま信用を失ってしまうのですよ…

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賃貸マンションの契約において

今は借上社宅扱いで賃貸マンションに住んでいるのですが、やめるにあたり個人契約に切り替える必要があります。
(別の賃貸に住み替えたり、あるいはマンションや戸建てを購入、という選択肢もありましたがひとまずそのまま今の場所に住み続けることにしました。その選択の経緯についてはまた別記事で。)

で、その手続きを今進めているのですが、不動産会社に言われたのが

「契約にあたり年収がわかる書類を添付して申込書を提出してください。
 会社員の場合源泉徴収票で大丈夫ですが、転職による契約切り替えの場合には新しい勤務先の見込み年収のわかる内定通知書をお願いします。

…転職、うーん転職ではない…やめて一旦無職になり、色々模索してその後起業なのか…カッコつけて言うとフリーランスってことになるのでしょうか。

このあたりの事情は一般的に言って特殊案件になるのでしょうし、事細かに説明したって「見込み年収」なんてもんは今のところ私にだってわかる由もなく。

投資等である程度の収入を得られる自信はあるのですが、「じゃあ確証を見せなさい」と言われればそんなものないことは間違いなく、まぁこれが「社会的信用が低い」という状態ですね。

賃貸契約において貸主は借主の支払い能力を審査します。

契約したはいいが滞納続きでは困ってしまいますからね、きちんと毎月支払ってもらえる保証がある、というのが非常に重要であるのは言うまでもありません。

この「毎月支払ってもらえる保証がある」というのがイコール「社会的信用が高い」状態であり、日本において(世界的にもか?)最重要視されるのが「企業に勤め定職を有している」ことで、特に「一部上場企業に勤めている」ことの信用の高さったらまさに「威光がある」と言っていいレベルなのではと思うのです。

ゴネても仕方ありません。手早く解決しましょう。

そんなわけで私の社会的信用は残念ながら地に落ちてしまうので、この社会構造に歯向かっても何の解決になるわけでもなく、手っ取り早い解決策として妻名義で契約するという形に落ち着きそうです。

「会社員をやめる=社会的信用が低くなる」デメリット

こと経済界(←ちょっとニュアンスが違う気もしますが…「経済活動界隈」というような意味合いです)において、「社会的信用が高い」というのは非常に大きなステータスです。

なぜなら「経済活動」というものは基本的に「信用」のうえに成り立っているからです。

銀行にお金を預けるのだって、きちんと管理してくれるという信用があるからで。
売掛/買掛だって後できちんと支払ってくれるという信用があるから成立するのであって、この「信用」なしに経済活動は成り立ちません。

さてすごく身近なところでこの「信用」を失うことによるデメリットを考えてみますと、

ローンが組みにくくなる

特に住宅ローンは額が大きいだけに審査も厳しいそうです。(当たり前ですね)
直近の年収だけではなくどこに勤めているかも審査のポイントだとのこと。勤め先に電話がかかってくる「在籍確認」なるものが行われることから考えても、「企業に勤めている=安定した収入がある=支払能力がある」と考えられていることがわかります。(これも当たり前っちゃ当たり前ですが)

加えてこれが「一部上場企業」となれば「簡単には潰れない」ということで益々安定した収入が将来にわたり見込めるという評価になり、審査に通りやすいとのことです。

逆にフリーランスなんてもんは「不安定な収入」ということで非常に厳しいとのこと。
会社員であれば直近の年収で借入可能額が算出されますが、フリーランス(自営)の場合直近3年間の年収の平均を基に算出されるそうです。

3年間結果を出し続ければ認めてやるよ、ってとこですかね。

まぁ銀行にしてみれば多額の貸付を行うわけですから、何してんのかよくわからん個人事業主に貸し付けるより企業人に貸し付ける方がリスクが小さいのは当たり前なわけで。

住宅購入のハードルが上がってしまうのは覚悟しておかないといけません。

ま、ローンなんて組まずにキャッシュで払えばいいわけですから、しっかり働いてしっかり稼いでしっかり貯めてやろうじゃありませんか!( ̄ー ̄)b

クレジットカードの審査が通りにくくなる

これもローンと同じですね。

クレジットカードを使わせてもらえるのは後できちんと支払える能力があると信用されているからで。
「企業に勤めている=安定した収入がある」が非常に重要。

私は今まで6回ぐらいクレジットカードの審査を受けていますが、落ちたことはありません。
一方妻は転職したての時に申し込んだカードに一度落ちています。
「転職して間もない」というのが「安定した収入」につながらなかったのでしょう。

このことから考えてもフリーランスなんつう「不安定な収入」ではクレジットカードの審査を通るのが難しくなることが予想されます。

まぁ既に作ってあるカードを剥がされるなんてことはよっぽどのステータスカードでもない限りないとは思うので、とりあえず現状のカード達でやっていこうと思っております。

他にも色々あるでしょう…

日本でも最近では起業やフリーランスという働き方が増えてきているとはいえまだまだ少数派。
全体としてその信用が低いのは致し方ありません。
(そしてそうであることは社会構造を考えれば十分に理解できます)

これからいよいよ無職になり活動していくなかで不自由なことが多々出てくると思いますが、その辺りもしっかり記していきたいと思います。

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